手作りご飯の基礎

 手作りご飯の基礎になる部分を紹介いたします。
  (穀物類が大丈夫な子たち用です)

まず 材料です。

オートミール(燕麦)
アマランサス


馬肉 (もしくは ラム マトン)
これらをMIXしたものでも良い。

一つの鍋で炊くのはこれだけです。

(私達の生活の中から出てくる食材の残り物などは全て使います。
 たとえば 出汁をとった鰹やイリコ やさいなどの 茎や葉っぱ
 肉類 魚類 海藻類(油を取り除いたり ミキサーやプロセッサー
 にかけたり 小さく切ったり手を書ける必要があります。)など
 ほとんど使います。

 ただ 体内で毒化するものや消化されないもの。結石の原因に
 なる シュウ酸を含んでいるもの などなど は使い方を充分気を
 つけてください。
まず お水と オートミールの割合です。(基本です。)

重量ベースですと約 
 お水       400g  に対して
 オートミール  100g
 アマランサス  25g〜30g
 馬肉       100g
 

容積ベースだと
 お水       2カップ
 オートミール  1カップ
 アマランサス  1/8
 馬肉       重さでオートミールと同じ


炊き始めはお水からが良いようです。

オートミールは少しの間お水にしたしておいたほうが良いようです。
私は 毎
作るので冬などは前日夜にお水に下しておきます。
夏場は腐ると困りますので無しです。冷蔵庫に入れられれば良しです。

仕事の関係などで夜作られる方は帰宅されて数時間前にしたして
おいたらよいと思います。


これ以外に補助食材として

  ブルーベリー (純度100%)
  クランベリー (純度100%)
  アルファルファー (純度100%)
  オメガパウダー 
      (亜麻仁 黒エゴマ スペルト小麦 その他 色々)
  ケルプ (純度100%)
  ビーポーレン (純度100%)
  フィッシュコラーゲン(純度100%)今 一押しですね。
     皮膚 骨 関節 コート等に
オートミール これは200ccの計量カップでは有りません。
ボッシュのフード用計量カップです。かなり多いです。
こんな感じ。水の量は格ご家庭で決めてくださいね。
此処での量はあくまでベーシックです。
結石などで水分の必要なワンちゃんや食べ方が下手な子や
髭が汚れる等 固く作ったり やわらかく作ったり 工夫してください。
馬肉500g 子犬まで入れて15頭分です。

私は離乳食の時から少しずつ混ぜています。
子犬の時期が一番対応能力が高いような気がします。
この時期にならしておくと成犬になってからが割と簡単に
手作り食に移行できるように思います。
オートミールがほぼ炊き上がった状態です。
馬肉を入れます。

(馬肉の量はその子にあわせて増減してください。
  運動量の少ない愛玩犬では与えすぎると 涙や鼻水が増えたり 
  皮膚にニキビの様な物が背中やお腹 脇などに出ることがあります。
  そんな時は 量を減らすか一時的に短い間止めて見て下さい。
  落ち着いたら始めの量の半分くらいから又始めてください。
火は強火か中火位でよいと思います。(私は強火)

  (火のとうしぐあいは出来るだけ生に近いほうが良いのですが
   やはり生だと遭わない子もいます。柔便になりやすい
   調整してあげてください。)
馬肉を満遍なく散らすだけです。
すぐに火を消し蓋をして少し蒸らします。

手作りを研究されている人はもお お分かりだと思いますが
オートミールはご飯などと同じで 炊いてアルファー化してやるほど
消化がよくなりますね。しかし生きた食材はみな その物が消化酵素
を待っています。 この消化酵素は60〜70度の加熱で壊れてしまい
ます。矛盾していますね。それは食べたワン子たち自身が持っている
消化酵素を使う分けです。馬肉は火をとうし切ってしまうと非常に
硬くなり消化がとても悪くなります。程々が良いでしょう。

(余談 消化酵素は生涯で作り出される量が決まっているらしいです。
 又 消化酵素というものは今現在わかっていつだけで3000種類以上
 あるそうです。)
これが我が家の愛犬たちのご飯です。本日はトッピングが何も
無かったので 卵を散らしています。

前日は出汁を取った後の削り節とイリコでした。
野菜はこの日は無かったのですがお店で安い物が有れば何でも
使います。だだしほうれん草や小松菜のように灰汁の強いものは
しっかり湯がいて灰汁を綺麗に洗い流してから使ってください。
この灰汁の中にはシュウ酸を多く含みます。
シュウ酸はカルシュームと結合してシュウ酸カルシュームを作り
尿路結石を引き起こす可能性があります。気をつけてください。
(ストラバイトやシュウ酸カルシュームの結晶が作られるメカニズムは
解明されていないとの事ですが。) 


上のほうで書きました 補助食材ですがサプリメントとして売られている
物は一切使っていません。必要以上に手の加えられたものですから
何が入っているのか?酸化防止剤 防腐剤 乳化剤 安定剤 
錠剤の形にするためのつなぎ 湿気を吸わないようにするための
コーティング剤 その他色々。
一番自然に近いものを吟味して使っています。