昭和30年生まれ
物心が付く前からすでに犬は我が家に居ました。
その頃の犬は当然外飼いで 犬小屋がありその犬をつなぐ杭が一本
そして食事ではなく『餌(えさ)』人間の残り物ですね。残飯と言うやつです
私がうまれたときにいた犬は雑種でかなり大きい犬だったとか。
あまり人になつかずこの犬に触る人は少なかったようです。
当然一度上げた餌など取り上げる事な誰にも出来なかったそうです。
ある雨の日まだはう事しかできなかった私が 忽然と部屋の中から
姿を消したそうです。いくら探しても居ない。何処を探しても居ない。
ふと外を見ると 犬が(もう名前も忘れてしまったそうです)雨の中 小屋
にも入らず 濡れていたんですって。えっっ と思って中をのぞいて見たら
私が中で犬のご飯を手づかみで食べていたと言う事です。
血の気が引いたそうです。誰も触る事ができない一度上げたご飯。
それを私が食べ 犬は雨に打たれながら見ていた。
余談 私はこの店を開くまで生まれてこの方犬にかまれた事がない。
OPENしてからはチワワやシーズーには噛まれまくっていますけど。
この時代の犬って結構長生きしていたんですよね。アトピーなんかも
無かったようだし。 どうしてだろう。
行き過ぎたブリーディングとフードではないかと思います。
ここではそのフードや食べ物について 『病気にならない食事』又『病気に
なってからの食事』と言う物を考えて行こうと思っています。
私がM,Schnauzerと初めて生活を始めたのが15〜6年前です。
レディーと言いました。その頃懐石料理屋をしていたせいでこのレディー
ちゃん結構良いものを食べていました。天然の魚 鯛や平目 鱧 肉は
但馬牛 神戸牛 神石牛 そして鴨ロース 今思えば 恐ろしか〜〜。
何時しか 「鯖は要らん!!」って言うように成っていました。
それが2匹に成り3匹に成りしていくと出来るだけ安いフードは無いのか
と 探し歩く要になり量販店や平行物など「安ければ良い」見たいな感じ。
これが大きな間違えでした。この子達の小さな命を削るような事になろう
とは思っても見なかった。 それからです。私達がDogFood と言う物を
真正面から見て 考えるように成り出したのは。今では『DOGFOOD』
ではなく『食』すなわち『Food』『Supllement』と言う考え方です。
食品と補助食品
今の私の頭の中では
『生きるために必要な食べ物』 から
『健康に生きて行くために必要な食べ物』 へと変わりました。
それと もう一つ『バランス』 体のバランス 時間のバランス 食品の
組み合わせのバランス
ショードッグとしての美しさは体の構成のバランス
遊んだり食事を取ったり寝たり これもどれかに偏るではないバランスです
当然バランスよく偏りの無いような食品構成。
しかし忘れてはならないのは消化器官など人間とは違う部分もあります。
人間では良くても ワン子には駄目!とか人間には不必要でも
ワン子には重要 とか。
時間は掛かると思いますが 今まで経験した事などを書いていきます。
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